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好きを伝えよう


アーティストの作品に触れて、「いいなあ」「好きだなあ」とこみあげてきた想いや感謝の気持ち。伝えたいのならそのときすぐに発信しないと、二度と届けることができなくなることもある。
(どうしたって間に合わないこともあるけれど。RBBなど、作品を知って「すばらしい!」と感動した直後に、前月に作者が急逝されたことを知り、しばらく衝撃から立ち直れなかった。)

仮に届いたから、間に合ったからどうなるのかなんて判らない。物理的に届いたところで、伝わりきるとも限らない。どんなに間に合っていたとしても、失ったときには必ず悔いが残るだろう。
完全なる自己満足だとよく判っている。
ただ、お仕事でもプライベートでも、たとえばアート作品のレビューを書いて、作家さんから「実はここを指摘されたのは初めてのことで、嬉しい」「自分でも気づけていなかったところがかたちになった」というおたよりをいただくような経験が少なからずあって、それが私に次の筆を執らせる力になっている。ささやかだけれど、意味が、光が生まれているような感覚。私の動くときの拠りどころになっている循環だ。

というわけで、最近、実生活でもweb上でも、「好き」を積極的に伝えていこうとしているこの頃。
先日、某イラストサイト様で、生まれて初めてキリ番というのを踏んだ。緊張しながら、日頃の感謝や感想と共に記念イラストのリクエストをさせてもらった。
そうしてプレゼントしていただいたのは、物語が始まる予感をはらんだ、「これから」の気配がざわめく、春のようなすばらしい1枚で。サイトに掲載されたそれを目にした大勢の人のうちで、これに霊感を得て新たな作品をつくってゆく人も多いだろうと思わされた。
「はじまり」を、その萌芽の段階から目撃できる贅沢な幸せと、傍観者としてだけではなくて、わずかながらでもその流れにたずさわることのできた嬉しさに、胸がふるえた。

前述のRBB。未だ完結していなかったサイドストーリーもあって、語られることのなかった物語の続きはいったい何処に行くんだろうなあ・・・と哀しく思っていたけれど、あれだけの力のある作品。担い手を変えて遥かに継がれてゆく何かは必ずあるはず。それは、残された者には救いとなるし、行ってしまった彼女のもとにも、世界をまたぐような大きな循環の波に乗って、私たちの祈りや感謝が届くかもしれない。


私たちはいつでも、終わりと始まりの入り交じる潮目に立っている。足を洗い続ける流れを、その感触を忘れないようにしよう。

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