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夜半すぎ、湯舟のなかで背中を叩くもの・・・


今日は冬至。日本の土着的な風習のなかでも、特に好きなもののひとつ。
派手すぎず、日常生活からそれほど逸脱しない範囲で実行できるし、自然の道理にかなった内容なのもいい。

かぼちゃを買ってきて、さつまいもと玉ねぎを加えて甘辛い煮物に仕立てた。
「いとこ煮」っていうのは、材料を追々入れていくから(=甥・甥)というのが語源とされているけれど、味わい的にも立ち位置(特にお菓子の世界において)的にも、かぼちゃとさつまいもっていとこっぽい近さがある気がする。
なので、心の中で(ホントの従兄弟煮もしくは義兄弟煮)等々呟きながら調理。
でも、食べる前に調べてみたら、かぼちゃは「スミレ目ウリ科カボチャ属」、さつまいもは「ナス目ヒルガオ科サツマイモ属」で、親戚ですらない感じ・・・ ゲルマン民族とラテン民族くらいの距離感。そして、さつまいもの花はナスの花とよく似ているので違和感はなかったのだけど、かぼちゃとスミレが・・・どうも不思議な組み合わせに思えてしまった。

そんなこんなで夕食が済み、ちびさんの寝かしつけが終わった夜半すぎにひとりでお風呂に入って、ぼんやりと弛緩していたときのこと。


こ つ ん


・・・突然、背中にひんやりしたものがぶつかってきた。


ぎょっとして振り返ろうとすると、お湯の波に揺られてその何かは一度その場を離れ、また違う、こんどは脇腹のあたりに


こ つ ん


と、その鼻面(とおぼしき部位)を当ててきた。



そして視界をよぎる、黄色。

(・・・・・・!!!!え?!

よしもとばななさんの小説でたしか、過去に怖いことのあった湯舟に主人公が浸かっていたら、そこにあるはずのない「黄色いゴムのアヒル」が背中を「こつん」してきたのがあったはず。あと、江國香織さんの、女の子と入れ替わってしまう怖ろしい「があこちゃん」のおはなし・・・・・・

・・・・・・湯舟のなかで「こつん」してきそうな怖い黄色に関するあれこれが頭のなかを駆けめぐり、湯あたりしたかのようにクラクラしてきたとき、

思い出した。

先にちびさんと一緒にお風呂に入った相方氏に、ゆずの半割り×2を手渡しておいたことを。

相方氏は何を思ったのかゆずの内側をすっかりくりぬいていて(後で訊いたら、種が浮遊して回収が大変だったそう。そりゃそうだ)、黄色いくらげみたいな状態になったものがふよふよ浮かんでいたのだ。

身体の芯からほっとして、その後は、時々気まぐれに身体にぶつかってくる4個のゆずくらげと共にのんびりお風呂の続きを楽しんだのでした。

それにしても、ゆずだけじゃなく、お風呂に浮かべるおもちゃって、身体に接触してくるタイミングや感触がなんか不規則で妙に有機的で、やっぱりちょっと怖いな〜。
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