<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>


スポンサーサイト


一定期間更新がないため広告を表示しています

** | - | - | -|


幻のミュージカル。


義父の写真のグループ展を観に、調布まで出掛けてきました。

てくてく歩きながら、ふと

(あ、もしかしたらあれって、このあたりだったのかも・・・)

とよみがえるものが。


場所も時間も曖昧で、誰かと一緒だったどうかも判然としないのだけれど、
ずーっと気になっている記憶がある。
どこまでも続く平屋の住宅街。きっちり刈り込まれた生け垣や石塀。人通りはほとんどなくて、私は地図を片手に、ほんとうにここであっているのかと不安に苛まれながら歩をすすめていて・・・
で、目的の劇場に辿り着くことができて、中に入って、宮沢賢治の物語をメドレー風につないだようなミュージカルを観る。

というもの。
作品のタイトルも劇団も、内容すらもほとんどおぼろげ。ただ、シグナルとシグナレスが出てきたことは憶えている。2人(2本)とも、とてもさみしそうだった。
夢ではない、はず。でも、これ以上どうしても思い出せない。
舞台をよく観に行っていたのは大学のころなので、そのあたりの記憶だとは思うのだけど、どんないきさつでその舞台を観に行くことになったのかは判らない。

その、劇場のまわりの住宅街のようすが、調布(つつじが丘)あたりに似ていた気がしたのでした。よくある風景なのかもしれないのだけれど。

もし、ここを読んでいる方で、「それ知ってる」「むしろ私(俺)と一緒に行ったじゃん!忘れんなよ」という方がいらっしゃったら、どうか教えてくださいませ。



** | Theatricals | comments(0) | trackbacks(0)|


ナプキンちょうだいな




何回観ても飽きない、心が浮き立つ動画。
ミュージカルの、まわりの人々を問答無用で巻き込んでゆく明るくて強靱なパワーが好きだ。


** | Theatricals | comments(0) | trackbacks(0)|


すべこの本領発揮。


お笑い。けっして詳しくはないのだけれど、好きである。
特に、2人組でおこなう、コント寄りの漫才が好み。アン○ャッシュさんとか。

さて、そんな中、もともと好きだったのだけれど、最近いちだんと株を上げてきたのが、○長課長の・・・
・・・あの、つっこみの彼。
何故すぐに名前が出てこないのかというと、我が家では彼のことを、愛情を込めて「すべこ」と呼んでいるからである。

(以前なにかの番組で、

「日常生活で目にするものですよ・・・ "滑子"、これは何と読むでしょう?」

というクイズが出たとき、

席から立ち上がって

「すべこ! すべこ!」

と連呼していたのがあまりにも印象的で。

(彼の日常生活には頻繁に登場する何かなのかもしれないが。正解は"なめこ")

それ以来、男前なのにいつもどこか怯えたように目がうるんでいるところとか、画面に映る欲がほとんどないところなどがおかしくて、どうにも気になっていた。)

でもそう、彼はつっこみの人なんだ。

年末くらいに放映されていた、相方をシャッフルする番組で、彼はウドちゃんと組んでいた。
どうなることやらと思っていたら、凄かった。
つっこみの、間も緩急も声のトーンも。
冴えていた、キラキラだった。天性のセンスが感じられた。
素敵でした。

舞台を降りたら、またいつも通りふるふる震えるチワワのようになっていたけれど☆


** | Theatricals | comments(0) | trackbacks(0)|


キャラをつらぬく


キャラクターを生きる、ってたいへんなことだ。

このあいだ終わった「TVチャンピオン」。「ゆるキャラ王選手権」が大好きだった。
特に印象的だったのが、2年連続で決勝に残った「たら丸」「い〜ねくん」
ゆるキャラのくせにやたら身のこなしが軽く、特産品のアスパラは武器としても使用可能という、完璧ヒールな「たら丸」
かたや、直線の前進すらあやぶまれる不安定きわまりない形態と、ピクミンのような自己犠牲の精神にあふれた善意のカタマリ、「い〜ねくん」
どちらも、2年間まったくキャラクター(の性格表現)が変わっていないのに驚かされた。
2年もあれば、"中の人"は変わっていそうなのに。
(むしろ、お仕事ごとに違う人が入っていたっておかしくないだろう)
"中の人"がすばらしく優秀なのか、ディズニーキャラばりの分厚い設定資料があるのか・・・。
とにかくぶれのない、善悪のコントラスト。あっぱれだった。


先日、「○っすま」に、「せんとくん」と「スネ夫」が、それぞれ着ぐるみで出演していた。
「せんとくん」の出番が終わってから「スネ夫」が出てきたのだけれど・・・
・・・どうみても、"中の人"が一緒。
「せんとくん」のハイテンションのままの「スネ夫」・・・
凄まじい違和感と、それを凌駕するおかしさがありました。
キャラがつらぬかれてなくても、それはそれでおもしろい場合もある。

ヒールに傾いた「い〜ねくん」


** | Theatricals | comments(0) | trackbacks(0)|


Ich gehör' nur mir


すこし前になりますが、帝国劇場の「エリザベート」を観てきました。
Elisabeth:涼風真世さん、Der Tod:武田真治さんの回。
海外版の映像は観たことがあったけれど、実際の舞台は初めて。



大学時代のサークルの先輩(私がそのサークルに入るきっかけになった方)が出演していたのも楽しみだった。
カズさん、カッコよかった・・・
指の先の先まで音と芝居の神が宿っていて。舞台のどこにいても、目がいってしまう。
学生時代からその全身のすべてが表現に向かう身のこなしは完成されていて、私はひそかに、(その立派な体格にもかかわらず) 「妖精みたいなひとだなあ」とずっと思っていた。


涼風さんはさすが、貫禄充分。
「私だけに」もすばらしかった、けど・・・ いきなりこの曲で声が老成してびっくり。あれ?新婚1日めのはずよね・・・ 転機となる歌だから当然なのだけど、それまでの鈴をふるような可愛らしい歌声から、突然男役トップスターの発声に切り替わり、脆さがかなぐり捨てられ、もうトートのつけいる隙なんてゼロ、という雰囲気に。
しかしその後、人生のクライマックスへ向けてこの完成されてしまったような声がますます円熟していくのはすばらしかった。ヴィジュアルも、皇后本人のような煌めきを放っていて・・・ でも、声が、とにかく強かった。自分の自由だけを求める女性らしいエゴというより、なんだか世界を支配できそうな才を感じさせる声。本当のシシィがこの声を持っていたら、あんな悲劇は生まれなかったのでは?というほど。
武田さんは中性的でとにかく綺麗。ひとりだけ、ミュージカルの発声ではないので、目立っていた。 "声"と"音"の響きの切り替わりの摩擦や、息遣いなど・・・ それが独特の色気や、別世界からの訪問者っぽさに繋がっていたのかも。


とにかくすばらしい音楽ばかりで、リプライズもあざといほど効果的で、ミュージカルの魅力がたくさん詰まった作品だった。
(ルドルフの「Mama, wo bist Du(ママ、何処にいるの?)」は、美しい旋律×かぼそい声で問答無用の涙を誘う曲として、レミゼの「Castle on a Cloud」と双璧をなすナンバーだと思った!)
終演後、「やっぱりミュージカルはエリザベートが一番ね!」という声が客席のあちこちから聞かれた。

私は、「私だけに」忠実であろうとすることの虚しさ、自由を求めるあまり閉じてゆくエリザベートの心の皮肉を思うとなんだかやるせなさでいっぱいになってぐったりした感じで帰宅したのだけれど、ひと晩寝るとまた観たくなっていたので、やっぱり独特の魔法のある作品なのだろう。


個人的には、"死"や"踊ること・踊らされること"についての解釈は、Wien版のほうが好きではあった。

♪Alle tanzten mit dem Tod -
doch niemand wie Elisabeth!
(あの頃はみんな、死とダンスを踊っていた・・
誰もエリザベートほど上手くは踊れなかったけれど!)


** | Theatricals | comments(0) | trackbacks(0)|


クロワッサンの薫りとミス・サイゴン




「ミス・サイゴン」観てきました!
どうしても新妻聖子ちゃんのキムが観たくてこの回に。
う〜ん、すばらしかった!!
鈴をふるような声に漆で艶を出したような。植物的なみずみずしい透明感と野生の獣のような強靱さとを併せ持ったその声。
繊細でしなやかなその声色は、喩えるならば天女の紡ぐ銀の糸。第一声から心臓を絡めとられ、その後は彼女の発するどんな小さなひとことにでも胸が引き絞られるような心地になり、泣けてしまってたまらなかった。

終演後、客出しの最中にオケピを覗きに行ったら、筧さんが(おそらく本人裁量のサービスで)緞帳の前に再登場。至近距離で観ることができて感激。
あのオーラ。溢れるサービス精神とエネルギー。身体のキレよう。この人にとって、どんな舞台も広すぎるということはないんだろうな。


昔、私がペルティエの広報をしていた頃、「王様のブランチ」のリポーターとしてお店に来てくれた新妻聖子ちゃん。収録に立ち会ったときのさわやかな印象をよく憶えている。
明るくやわらかなコメントを瞬時につくってゆく明晰さもすてきだったけど、なにより、取材用に提供したパンを全部、嬉しそうに食べてくれた姿が印象的だった。
きっと彼女は今も、仕事で関わった人々みなに、ほんのり幸せな気分を贈り続けているんだろう。たとえ一度きりの邂逅であっても。そういう関係の築きかた、足跡の残しかたってすばらしいな・・・。

フランスの残していったパン文化が根づいたベトナムの地。
つらつらと思いを馳せていたら、終演後にパンの薫りが恋しくなり、サダハルアオキのクロワッサンを買って帰ったのでした。
(ほんとうのベトナムのクロワッサンは層がなくふんわりしたものなので、アオキのそれとは全く違うのだけれど)


** | Theatricals | comments(0) | trackbacks(0)|


贅沢な臨場感。


大学の時のサークル(ミュージカル♪)の先輩で、現役女優の方のウェブサイトの納品日。(この1週間、ナポレオンか?という睡眠時間で突貫かけてました。この時期にお会いした方、私のおかしなテンションはこのためだったのです・・・)
そして、楽しみにしていたその先輩出演のお芝居の初日!

秋葉原の喫茶店を貸しきっての2人芝居。
観客はふつうにコーヒーなど飲みながらくつろいでいて、キャストの2人もお店のお客さんという設定。
とっても贅沢な臨場感!
お芝居も、脚本の緩急もすばらしい。謎と恋と人生。シンクロ。時間差で明かされるもの、気がつくこと。

ああ、やっぱり好きな世界だな〜。
rueさん、素敵な時間をありがとうございました!


◇脇本"rue"カオルさんの公式サイト"Bloomin'!"はこちらから

◆件のお芝居、ダブルエッジの「渡辺刑事 壊れた時計をみつめる」はこちらから


** | Theatricals | comments(3) | trackbacks(0)|